【すみれ】チャーハン&カップ麺セットが普通に旨い|セブンイレブン
セブンイレブンの冷凍食品コーナーを覗くと、新商品を発見しました。人気ラーメン店「すみれ」の冷凍チャーハンです。これまでセブンイレブンの冷凍チャーハンには「チャーハン」と「極上チャーハン」がありましたが、今回はコラボレーションでの新商品です。
そして、セブンイレブンで「すみれ」といえばカップ麺です。しかもかなり人気のカップ麺で長きにわたり店頭に並んでいます。
当然のごとくセブンイレブンのPOPでもこの「チャーハン」と「カップ麺」のセット購入を宣伝・オススメしています。ちょうどお昼時でお腹も減っていたので早速自宅でやってみる事にしました。
まずはご存じない方のためにざっくりと「すみれ」をおさらいしていきます。
人気ラーメン店「すみれ」とは?
屋号は「純連」と書いて「すみれ」です。
ラーメンファンなら知らない人はいない超人気のラーメン店です。北海道札幌市豊平区中の島の「すみれ札幌本店」「すすきの店」「里塚店」へと展開、そして新横浜ラーメン博物館内「新横浜店」の登場により関東でもこの味を楽しめるようになりました。
昨年は本店中の島のリニューアルもされ、なにかと話題の尽きないお店でもあります。
ラーメン屋とは思えない外観と店内で、当然のごとく女性にも人気です。
メニューは、「味噌ラーメン」「醤油ラーメン」「塩ラーメン」「昔風ラーメン」とあり、人気ナンバーワンのメニューはもちろん、「味噌ラーメン」です。
チャーハンはこちら。
こんな美味しそうなメニュー(実際においしい)を、あんな綺麗な店内で食べられるのですから人気の理由も納得です。
こんな素敵なメニューたちを「まるっきり再現」とまでは行かないまでも、身近なセブンイレブンで手軽にお得に食べられるのですから良い時代です。あとはこの2商品をどこまで再現できているかにかかっているのですが。
すみれ:商品概要
商品名
カップ麺:すみれ ー札幌濃厚味噌ー
チャーハン:すみれ チャーハン
すみれ:パッケージ写真
まずはカップ麺の「すみれ」から。パッケージそのものをラーメン丼にみたてて、美味しそうな「すみれ」の味噌ラーメンがフタにプリントされています。しずる感があって食欲をそそられます。
「この味まさに店味」「日清名店仕込み」「昭和三十九年創業、職人の技と心で守り続ける伝統の味をここに再現」などなど自信たっぷりの表現が完成度の高さをうかがわせます。「セブンプレミアムGOLD」のロゴも誇らしげです。
次にチャーハンの「すみれ」です。こちらも高級感あるれるパッケージです。
こちらはテキストは少なくシンプルに「すみれ」「チャーハン」「札幌」に「名代中の島の判」が押されています。チャーハンの写真が圧倒的な迫力で、ちりばめられたグリンピースの緑と、紅生姜の赤が全体を引き締めています。セブンプレミアムの冷凍チャーハンはどれも安定の美味しさなのでこちらも期待感が高まります。
価格
すみれ 札幌濃厚味噌:278円
すみれ チャーハン:267円
最近のこだわったカップ麺はこのぐらいの価格帯の商品が多いですから、高いという印象は受けません。ちなみに、本家「すみれ」の味噌ラーメンは一杯850円。チャーハンは700円です。
内容量
カップ麺:145g(麺80g)
チャーハン:300g
カロリー
カップ麺:583kcal
チャーハン:651kcal
「すみれ」のカップ麺とチャーハンのカロリーは、セットで食べると悲鳴をあげたくなるような数値ですが、チャーハンの量で調整しましょう。
ラベル
カップ麺
ラーメン系で気になるポイントは後ほど説明しますが「かんすい」です。そしてすみれのラーメンのポイントにもなる「豚脂:ラード」もしっかり入っています。
こちらはチャーハン。
トレードマークとなるグリンピースも健在です。
カテゴリー
カップ麺、冷凍食品、麺類
保存
カップ麺:常温
チャーハン:冷凍
製造者
カップ麺:日清食品株式会社
チャーハン:株式会社ニチレイフーズ
カップ麺の日清、冷凍食品のニチレイ、どちらも超大手の安心安全、美味しさに期待出来る会社です。
商品説明(セブンイレブン公式サイトより)
すみれ:カップ麺
すみれ:チャーハン
すみれのチャーハン&カップ麺を作る
早速作っていきましょう。
すみれのカップ麺を作る
まずはカップ麺です。ご丁寧にパッケージに作り方もちゃんと記されています。
フタをオープン!初めて食べるカップ麺を作る時に、結構楽しみな瞬間です。
まず出てくるのは「かやく」「粉末スープ」「液体スープ」です。
「かやく」には、味付肉そぼろ、味付メンマ、ネギ、フライドオニオンが入っています。「スープ」にはポークエキス、味噌、豚脂、香味油、香辛料のほか、山椒が入っています。
例によって、最近のトレンド「後入れスープ」です。
続いて麺です。
かなり黄色味がかった麺は、まさに「すみれ」の味噌ラーメンそのものです。「かんすい」の影響がたっぷりと出ています。
「かんすい」とは?
ということで、お湯を注いで蓋をして待つだけです。
4分後、再度カップのフタをオープンです。
湯気に包まれたラーメン、空腹時にはまさに最高の光景ですね。ここにスープを投入します。
するとこんな感じです。「すみれ」のポイントは味噌ラーメンのスープにたっぷりと浮かぶラードの膜なのですが、素晴らしい!再現できています。濃厚な味噌の香りが一気に押し寄せてきてお腹が鳴ります。
続いてチャーハンを作ります。
すみれのチャーハンを作る
電子レンジで加熱調理するだけです。
500wで5分30秒、600wで4分40秒ですからあっという間にできます。
まずは凍ったままのチャーハンを器に盛り付けましょう。食べきれる量にしましょう。
レンジで加熱したら完成です。簡単手軽で良いです。
こちらも湯気が上がって美味しそうです。チャーハンの香ばしさが「ぶわーーっ」と襲ってきます。至福の瞬間です。
チャーハンの加熱時間が約5分前後、カップ麺の待ち時間が4分ですので、丁度良いタイミングで両方完成するのも小さな喜びです。
すみれのチャーハン&カップ麺を食べる
待ちにまったこの瞬間です。
どうでも良いですが、セブンイレブンのスプーンとお箸です。
まずはラーメンからいただきます。
すみれのカップ麺の口コミ・感想
スープ
スープをいただくとまず衝撃を受けるのはその「熱々」さです。これが「すみれ」のスープです。いつまで食べてもラードの膜がスープを保温してくれているので最後まで熱々のラーメンをいただけるのです。これは同じくセブンイレブンのカップ麺「もちもちの木」にも言えることです。
味は、動物系スープのコクと、深みのある味噌の味でこってり感満載です。ここまでこってり濃厚なスープの場合、食べているうちに飽きてきてしまうのですが、「山椒」がピリリと舌を刺激するので最後まで濃厚スープと程よい刺激を堪能できます。寒い日に食べると身体の芯まで温まる北海道のラーメン屋ならではのスープです。
本家「すみれ」のスープはこれにかすかにニンニクやショウガの香りがしてくるのですが、そこまでは再現しきれていない印象です。値段が全然違いますしカップ麺なのでしかたないのですが、「すみれ」の濃厚味噌ラーメンの再現率としては物足りない印象です。
ただ、カップ麺の、しかも味噌ラーメンのスープでここまでの高レベルのスープを表現できるのは素晴らしいと思います。ラーメンマニアの私ですが、素直に美味しかったです。少なくとも、フードコートや安めのラーメンチェーン店を、カップ麺にして凌駕しています。
カップラーメンの味噌のイメージをガラリと変えるスープで、これだけでもオススメできます。
麺
ラードの膜をくぐった麺は旨みがたっぷり。中太ちぢれ麺は当然のごとくスープがよく絡みます。
食感は、柔らかめ。
私が写真を撮ったりとラーメンに失礼な事をしていたのもあるのですが、さすがに柔らかすぎかな?といった印象です。硬めの麺が好みの方は待ち時間を短縮しても良いと思います。
もちもち、つるっと喉越しはとてもよく再現できています。本家の「すみれ」は小麦の香りも楽しめるのですが、そこまでハイレベルな再現には至りませんでした。
麺全体の評価は、普通です。再現率は低めです。
トッピング・具材
トッピング・具材では、大きめのネギの食感がなかなか良かったです。「シャキッ」とまではいきませんが、乾燥かやくでここまでの食感を出せるのは素晴らしいです。メンマの食感も本物そのままで、味もしっかりとしみていました。
期待の「味付肉そぼろ」ですが、期待通り。ですがそれを超えてくることはありませんでした。よくあるカップ麺のチャーシューや肉の中では上位レベルです。
ただ、本家「すみれ」を知っていると勝手にハードルを上げてしまい、あのジュワッとしみ出す肉汁とスープの旨みが忘れられず、「うーん」となってしまうのが正直なところです。
すみれのチャーハンの口コミ・感想
私は「すみれ」のチャーハンを食べたことがないので比較することはできません。なのでシンプルな感想をしていきます。
先に結論「旨い」です。
チャーハンの表現でよく「パラパラした」などという表現がされますが、こちらは「しっとり系」食感のチャーハンです。
炒められた醤油の香ばしさがふわり、食べている間もずっと楽しめます。全体的に濃い目の味付けなのですが、お米と卵の甘みがそれを包み込むので食べていて丁度良いです。ときおり出会える焼豚はごろりと満足の食べ応えで、噛むと旨みが出ます。
本家「すみれ」のチャーハンでもおなじみのグリンピースは鮮やかな色味でチャーハンの絵を支えます。食べると優しい甘みが広がります。
「すみれ」本店を思い浮かべながら美味しく頂くことができました。やはりセブンイレブンのチャーハンは安定して美味しいです。
※「すみれ」のチャーハンには紅生姜が乗っていますし、パッケージのイメージにも載っていますが、注意書きのとおり紅生姜はついていません。
まとめ:すみれのチャーハン&カップ麺をセットで食べる
旨いラーメンと、旨いチャーハンを同時に食べる楽しみは贅沢の極みです。
今回はセットで食べるという表現は大げさですが、この美味しい濃厚味噌ラーメンのスープにチャーハンを少しだけ浸して食べるというものです。
ラーメン半チャーハンセットでおなじみのレンゲですくって食べるという技で食べてみると、濃厚味噌のスープがチャーハンに染み込みとても美味しいです。
しかも、この「すみれ」の味噌ラーメンのスープはラードの旨みたっぷりの膜で覆われていますから、レンゲですくった時にキラキラとしたスープが入ってきてまさに絶景です。
最高に美味しいセットですが、ダイエット中の方にはおすすめし難い魅力の食べ物に変身します。セブンイレブンにまた新しいブームの予感です。見つけたら是非お試しください。
それでは。
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