【イタリア栗のモンブラン】セブンイレブン|美味しくリニューアル?
どうやらローソン、ファミリーマートなど各コンビニが、定番スイーツを続々とリニューアルして行っているようです。セブンイレブンも同様で、「THE セブンシュー」「ダブルクリームのセブンシュー」「イタリア栗のモンブラン」など、通年スイーツコーナーに並んでいる商品を続々とリニューアル。中にはその情報を聞きつけ、リニューアル前にもう一度食べておこうとセブンに走る強者も出現。たしかに、リニューアルで美味しくなれば良いが、自分の好みじゃない方向に改良されると悲しかったりするのでわからなくもない。
さて、今回はその中のリニューアルされた「イタリア栗のモンブラン」を紹介していきます。セブンイレブンの人気商品ランキングでも常連組の定番人気スイーツです。
イタリア栗のモンブラン|概要
商品名
イタリア栗のモンブラン
商品名は全く変更なしです。なのでネットで探すと同じ商品名の古い記事がわんさか出てきます。しかもイタリア栗のモンブランはロングセラーなので何度かリニューアル経験済みです。
イタリア栗とは?
なんとなくスルーしてしまいがちでしたが、イタリア栗とはなんなのか調べてみました。
イタリアは、世界で5本指に入る栗の生産国。そのイタリアやスペイン、フランスなどで使われている西洋栗のことで、「マロン」と呼ばれるものがこれに該当。和栗よりも果実は小さく渋皮はむきやすく、果肉がしまってわれにくい。果肉に粘り気が少ないので栗粉にして料理やマロングラッセなどのお菓子作りに使用される。日本では害虫の関係で栽培困難といわれる種類の栗のことです。
パッケージ|イタリア栗のモンブラン
パッケージもほぼ変化なし。前回より親切になったのは、パッケージにスイーツの断面図と構造をイラストで記載してくれているところ。親切になりました。あとは新発売の赤いシールくらいで、ドーム型の形状も前作を踏襲しています。コメントには「イタリア栗味わうケーキ」との記載があります。前作は「クリーミーなマロンクリーム」と記載がありましたが、ここもリニューアルしてきました。
ラベルはこんな感じです。
原材料も変化なしです。マロンペースト、しっかり入ってます。。
価格|イタリア栗のモンブラン
270円(税込)
値段も前作と同じ270円です。
内容量
1個
カロリー|イタリア栗のモンブラン
260kcal
前作のイタリア栗のモンブランのカロリーは275kcalでしたから、15kcalも抑えてきました。ダイエット中の方には嬉しいですね。
カテゴリー
セブンカフェ・スイーツ
保存
冷蔵(10℃以下で保存)
製造者
プライムフレデリカ(株)
製造者はセブンイレブンの洋スイーツのほとんどを担当するプライムフレデリカです。
商品説明(セブンイレブン公式サイトより)
モンブランとは?
アルプス山脈のモンブランに似せて作ったのケーキというのが由来であり、フランス語で「白い山」を意味する 。栗を多用したスイーツ。上に雪に見立てた粉砂糖をかけるのが一般的で、マロングラッセ、あるいは甘露煮の栗が一片載せられる。
イタリア栗のモンブランを口コミ・評価
それでは早速、「イタリア栗のモンブラン」を開封しレポートしていきます。
スイーツを開封してまず楽しみなのはその香。強い香りではないですが鼻を近づけると、しっかりと栗の香りがしてきました。期待感が増します。
イタリア栗のモンブラン:ビジュアル
まずはビジュアルから。
高級感のある金色のパッケージの上にドーム状のケーキが乗っています。土台のスポンジも少しですが見切れています。その上にたっぷりと螺旋状に絞られたマロンクリーム、その上に振りかけられた真っ白な粉糖が印象的です。
さて、ここからは、いよいよ本題。中の層を紹介です。
パッケージに断面図が示されていますが、今回は「スポンジケーキ」「ホイップクリーム」「マロンクリーム」「マロンペースト」といった仕様です。
マロンクリーム:イタリア栗のモンブラン
まずはマロンクリームから。よく見ると、クリームの中に細かく刻まれた栗の実が見えます。
口に含むとモンブランならではの強目の甘さが主張してきます。それと同時に栗の風味が口に広がります。舌の味蕾にねっとりと絡みつく濃厚なクリーム。ただ、普通のモンブランに比べるとやや柔らかさが強い。食べると存在感をアピールしつつもすぐに消えていくイメージ。細かく刻まれて見えた栗の実のつぶつぶ感もあるかな?と思いましたが食感では感じられませんでした。
ホイップクリーム:イタリア栗のモンブラン
ホイップクリームは、しっかりタイプの食感ではなく、ゆるいタイプでクリーミー。生乳感の強いフレッシュな味で、セブンイレブンのコメントのように後味さっぱりでした。マロンクリームとは対照的にかなり甘さ控えめでバランスを保っています。これで生クリームも甘いとくどくて後半飽きてしまいますから、非常に重要なポイントです。
さて、そろそろ中心でカットし、断面図を見てみましょう。
若干形が崩れてしまいましたが、セブンイレブンのイラストにあった断面図とほぼ同じです。
マロンペースト:イタリア栗のモンブラン
マロンペーストはほとんどスポンジと同化してしまっているので単品喰いは困難でしたが、この部分だけを食べてみるとマロンクリームよりも栗の風味と甘みが強いです。食感は餡子に近く、やはり舌にねっとりと絡みつき、ざらつき感を残します。こちらは先程よりも舌の上に長く残りしっかりした食感で濃厚感を伺えます。量的にはかなり少量ですが、主張が強いのでスイーツ全体にアクセントを出し、味の変化を楽しめるようになっています。
スポンジケーキ:イタリア栗のモンブラン
セブンイレブンのスポンジケーキはいつもふわふわ食感を出しつつ、しっとり感もあるので好みなのですが、今回は少しパサつきを感じました。ただ、これはあくまでスポンジだけを食べた場合のことであり、ケーキ全体で食べれば気になりません。甘さは控えめ。
イタリア栗のモンブランの総合評価
サイズは直径8cm程度で、少なすぎず多すぎずのジャストじゃないでしょうか。
モンブランのイメージ通り、全体的に甘みが強いスイーツです。最近のセブンイレブンスイーツのトレンドは甘さ控えめのラインナップばっかりだったので懐かしい印象です。甘いものがあんまりな私にとっては、間食にはお茶かブラックコーヒーが欲しいなと感じました。すなわち一般のスイーツ女子たちには丁度いい甘さということです。
マロンクリームがイメージよりもずっと柔らかく、ホイップのようにフォークがすーっと入っていくのが印象的、口に運んだ瞬間ふわりと広がる栗の香りと豊かな甘み、舌に余韻を残す栗のねっとり感、スポンジも柔らかくクリームたちとともに解けていき、喉にすーっと通っていく。コメント通り甘さにくどくなく後味もすっきり、そしてほのかな甘み。さすがはセブンイレブンの定番スイーツと太鼓判を推せる、研究、改良を重ねたモンブランです。
じつはこの感想はリニューアル前とほぼ同じ感想で。前作の味を100%覚えているわけではないですが、正直変化を感じ取れませんでした。しかし味の変化なく、カロリーが15kcal減、お値段据え置きなら大成功と言えるかもしれない。
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